お尻に激痛 立つと痛い 座るとズキっとする お尻から足にかけて痛む 症例


60代 女性の症例を報告します

≪症状≫
・お尻の痛み
 特に、トイレに座るとき激痛でガクッとなる
・痛い側の足に体重をかけると痛みが出るので
 まともに歩けない。体重を乗せられない
・座っても痛い側へ体重を乗せられない
・お尻から足の外側にかけて痛みや違和感(しびれ)がある

≪経過≫
整形外科を受診する
レントゲン検査では異常なしも加齢的な変形は指摘される
注射を痛みの出ている、お尻に打ってもらうも変化なし
痛み止めの薬も効果が出ず
変化が出ないため、原因が分からないからMRIを撮ろうと言われる
→患者さんはMRIを撮っても、意味が無いことに気づき転院をする

その後
整骨院へ行く
お灸などをしてもらうも変化なし

当院へ来院する
※以前、当院へ来て頂いたことがあったが
痛みが出た当初は当院が休みだったため
休日にやっている整形外科を受診した

また当院は院名を変更し外観も変えた為
来院するのをためらい、他院さんへ通院したようですが
一向に変化が無く、電話をくれたようでした
なので
1か月近く、辛い痛みで苦しんだことになります
→ごめんなさい!と謝りました・・・

≪当院での治療≫
痛みの出る動作を確認
体の歪みをチェック
→痛みの出ている側の骨盤が上がり
体が大きくゆがんでいるのを確認
調整をする
→骨盤の歪みが改善
立ってもらう、歩いてもらう、体重を乗せてもらう
→痛みが激減するのを確認
立っている状態から座った時の痛みが
お尻に残っているのを確認
→仙腸関節という骨盤にある関節を調整する
→座るときの痛みが激減
あとはお尻から足にかけての違和感くらいで
痛みはほとんど消失したのを確認
→臀部、骨盤周囲を緩めて調整する

初診の時点で
激しい痛み、動作痛が取れました
1か月程度、痛みに苦しまれた割には
初診の治療で、大幅に改善したケースです

≪当院の見立て≫
腸腰筋の硬化による体のバランス異常由来の痛み
仙腸関節痛
坐骨神経痛

≪今後の経過≫
今後は当院の8回券を購入して頂き
痛みの程度に合わせて通院間隔をご提案しながら
治療を継続していくことになりました

また、何をした後に痛みが出るのか?
どこの症状が取れずらいのか?など
経過を診ながらそれに合った
日常生活動作の注意や体操などをご指導させて頂きます

レントゲン検査で原因が分からないから
MRI検査をしよう!というのは
ちょっと筋道が通っていません
しかもMRI検査をして
細かく見て異常を発見したからといって
どういう対処をしてくれるのでしょうか?
結局、○○の間が狭くなっている・・・とか
その類の指摘でしょう
それが分かったからといって
患者さんの激痛は何も変わりません

患者さんが欲しいのは
原因を知りたいのではなく
痛みを取りたい!です

すぐに取れない痛みも当然あります
でも
すぐに取れる痛みもあります

注射や痛み止めで
その場しのぎをして(今回はそれも効果がない)
画像検査(レントゲン検査、MRI検査)で
原因探しばかりでは
患者さんは困ってしまいます
しかも原因は骨には無いことがほとんどなのに・・・


私も整形外科で研修して開業した身ですが
こういう症例に関しては
無力さを感じます

船橋 三咲 A-style整体治療院