整形外科的 治療の選択


自宅のリビングテーブルから
From院長 秋山雅教

首が痛い 肩が痛い 腰痛 膝関節痛
椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 坐骨神経痛・・・
整形外科的な疾患でお悩みの方が多くいらっしゃいます

昨今は
巷に○○クリニックという名称や
○○整形外科内科などという名称で
整形外科専門でなく他の診療科と一緒に経営している
医療機関がたくさんありますね

私自身も
特にこの世界にいなければ
【あそこに行けば色々と診てくれるから便利だよね!】
って思っていることでしょう(^^♪

皆さんもそう思っていらっしゃるかもしれません

私自身も
整形外科勤務研修7年を経て
独立開業しました

独立開業してから
また7年が経ち
8年目を走っているわけです

整形外科7年
そして開業してから7年が経ち
整形外科的疾患に対する考え方は
思いっきり変わっちゃいました(”◇”)ゞ

で何が言いたいか?って
整形外科的な疾患は
そんなに簡単なもんではありませんよ~ってこと

ずいぶんと偉そうに書いてしまいました(笑)
何でも治せる凄いゴッドハンドの持ち主でも
何でもないのですが・・・

書かせてもらうと

内科とか他の診療科と一緒に
片手間に整形外科の看板を出して
患者を診て欲しくないな!って思ってしまいます

だってホントに良い先生
素晴らしい先生
患者さんのために考えてくださる先生もいらっしゃる

その一方で

片手間に診察しちゃってる先生もいるんだもん
実際に

それで悲しい思いをしている患者さんの声を聞いちゃってるから

 

そう!あの対応です

・痛み止めの薬を出すので様子を見ていてください

・安静が必要です
・部活を休んでください
・レントゲン検査では異常が無い
・今度MRI検査で詳しく診てみましょう
・加齢です
・変形がありますね
・ヘルニアです
・脊柱管狭窄症です
って言うだけ・・・

じゃあどうしたら良いのか?
ってのが欠落しているのです・・・

 

 

今回のブログ冒頭に出した
整形外科が行う腰痛治療法は
先日ヤフーニュースで出ていたもの

保存療法のところで
薬物療法 ブロック療法 理学療法
とありますね

 


まず
薬物療法もブロック療法も
対症療法であって治療ではないこと
原因から改善させてない

臭い物に蓋をする!
ってそれだけ

掃除して綺麗にする!ってことではないのです

 


薬物療法
第一選択の非ステロイド性抗炎症薬とは
いわゆる【痛み止めの飲み薬】ってことで

  • 腹痛、吐き気、食欲不振、消化性潰瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などがあらわれる場合がある

って明記してあるんだわさ(”◇”)ゞ

治してるわけでもない薬
体の負担になって胃壁を荒らすからって
胃薬と並行して飲まないといけないような
体に毒な薬を
医者が出すと素直に皆さん飲んじゃうんですよね

ホントに痛くてたまらない
急性期の数日間ならまだ納得出来ますが
長期に飲み続けるなんて
ホントにやめたほうがいいですよ・・・

で、それでも
まだ痛いんですけど・・・って先生に言います

すると
第二選択が発動します(”◇”)ゞ
抗不安薬 抗うつ薬 などです
これ、薬漬けにされちゃいますよ・・・
原因が分からない痛みは
脳に異常がある!!って根拠です
脳の側坐核ってとこに異常があって・・・
とか
精神的な問題もあるから!って訳で
色々と薬が増えちゃうの!!

要は
薬物療法に頼るな!ってこと
ホントに辛い急性期だけにしてください!ってことです

他の療法に関しては今日は書きません(笑)

でも
あれこれ症状を先生に伝えてしまうと
薬をどんどん増やしていく先生は
信用しないで

あなた自身の体
どんどん悪くなりますよ

いろんな体の不具合が出てきますよ
それ薬のせいかもしれませんぜ(”◇”)ゞ

 


あと最後に

すぐに手術勧めてくる先生もアウトだな~

本当に痛みで困っている方が
手術しないで済むにはどうしたら良いのか
一緒に考えてくれる先生に巡り合って欲しい

手術は最後の
ジョーカー
切り札ですから
そんなに安易に出さないんですよ

でも
やりたがり屋さんがいます

なんのためにやりたがっているのか
それを考えると分かりますよね

やむ負えず
手術が選択肢になる状況も
絶対にありますけど
セカンドオピニオン
サードオピニオンと言って
数人の先生の考えを聞く
選択肢の幅をもってくださいね(^^♪

 

問診検査カウンセリングをしっかり受けてから
治療を受けていますか?
何が足りなくて
何が悪くて
何が原因で
その症状が出ているのか?

そうじゃないと
ある程度悪くなった整形外科的な疾患は
簡単に退治できませんよ

片手間な治療では治らん!

 

船橋A-style整体治療院