肘が痛い　女性の症例

≪症状≫

肘の痛み
家事でも痛む
鍋を持つ　ドアノブ回すと痛い　物を持つのも痛い
手首を上に持ち上げると腕から肘が痛い
車のハンドルを握る　運転時も痛い

≪経過≫
整骨院へ１か月ほど通院し
肘から腕の筋肉に超音波などの電気治療をしてもらうも
全然変化がなかったとのこと
そこで職場の同僚から当院を紹介してもらい
来院する
≪当院での検査と治療≫
当院では次のような検査をしました
・下のテストで、痛みが出ました（陽性です）

・下のテストでも痛みが出ました（陽性です）

この二つのテストで痛みが出たということは
外側上顆炎、いわゆる腱鞘炎と呼ばれ
テニス肘なんて呼ばれたりします

『あ~、テニス肘なのかな？』と思いましたが
整骨院では、超音波の治療を１か月やっていたといのこと
超音波の治療をキチンと正しく使っていれば
しっかり効果のでる治療方法なので
ちっとも変化が出ない・・・というのは
おかしいな・・・と思いました
少なからず、超音波をやってもらった後は
肘の痛みが軽くなったり、楽になるという感じが
実感出来ると思います

となると肘は一旦置いておこうと思いました
職業が、キャディーさんなので
結構なハードワークです
となると肩周囲からの痛みかも？と想像します

肩甲骨周囲の筋肉を緩めてから
先ほどの、検査をもう一度してもらいました
肘は一切触っていません
すると
『さっきよりだいぶ楽です』との答え
となると
『肘にも原因があると思いますが、肩甲骨周囲にも原因がありそうですね！』
とお話しました
そこで肩甲骨周囲を更に
手技や立体動態波という治療効果の高い電気治療などを使い
更に、緩めて肩甲骨周囲を調整しました
すると、最初に行った検査を再度やってもらいましたが
痛みが無くなってしまいました
ということは
痛みに出ていた肘には原因が無く
肩甲骨周囲の筋肉（筋膜）の影響で
肘に痛みが出ていたということを証明したことになりました

ここで肘も治療しちゃって
肩周りも治療してしまえば
何となく全部やって楽になったということに繋がり
本当の【原因】を見失ってしまいます

以前、通院されていた整骨院さんは
患者さんの
【肘が痛い】という訴えに翻弄されて
肘ばかりの着目してしまい
原因を見つけられなかったということになります

また
数回治療して
全く改善が無かった時点で
おかしいな・・・ほかに原因があるな！と
気が付かなくてはならなかったです・・・

肘の痛みを訴えていましたが
肩甲骨周囲の筋肉を治療すると
痛みが無くなったということは
肘には原因が無かったのです
患者さんも
そのことに納得されました

≪カウンセリング≫
肩甲骨周囲とざっくり先ほど書きましたが
一つずつ筋肉を緩めていき
痛みがどう変わるのか？を確かめながら治療は行いました
そうすることで
【痛みの原因の筋肉を特定】出来るのです
筋肉を特定することで
患者さんに指導が出来ます
・仕事時のクラブの持ち方
・手首の使い方
・日常生活動作で気を付いて欲しい動作
などです

≪今後について≫
春先はゴルフ場が大変忙しくなるとのこと
仕事量と症状の変化を診ながら
通院間隔と通院回数を決め
治療を行っていくことが必要です

船橋　A-style整体治療院