加齢とともに足腰が弱る
歩行が大変になり杖を突く・・・
これって自然な流れで仕方のないこと??
年々体が言うことを利かなくなる・・・
実際にあったお話しをします
ご高齢になると色々な病気をされて入退院を繰り返し徐々に体力が無くなってしまう場合があります
そのうち足腰が弱り危ないからと、お子さんから杖をプレゼントされます
足腰の筋力が無いから杖を突いて生活をするようになるとグッ、グッと歩行の度に腕(背中の筋肉)に負担が掛かり続けます
椅子から立ち上がるのも大変で両膝に手をついて腕の力(背中の筋肉)を利用して立ち上がります
するとこれまた背中の筋肉に負担が掛かり続けるのです
そんな生活をしているから、余計に足腰が弱まります
すると・・・毎回毎回背中の筋肉に負担を強いるので背中の筋肉が緊張することによって起きる激しい腰痛、背部痛が起こってきます
背部痛は歩行をするだけで、背中が痛くて肋骨に響いて歩くと振動が響き激痛なんだそうです
ベッドに横になるのも激痛・・・結果、座ってる時間が長くなる
でもトイレや食事する度に立ち上がる・・・その時、またグッと腕の力で状態を起こす
そんな症状で困っている方がいらっしゃいました
・・・これって悪循環に陥ってると思いませんか
何からすれば良いか??はい、まずは治療です
【広背筋】と呼ばれる背中の筋肉の緊張を緩めてあげること
すると・・・
痛みは軽減、歩いても肋骨に響く!と表現されていた痛みが消失
ベッドに寝る、寝返りをする動作も楽に出来るようになりました
そこまでが治療の役割
根本改善するために必要なこと・・・
それはそう、足腰の強化をすること!!!
難しいことではありません!!
体力に合わせて
・簡単なその場で足踏みをすること
・腹圧を上げる【ドローイン】をやること
・片足立ちの運動をすること
・姿勢を支える筋力をつけること【楽トレをやる】
・おうちで座り心地の良い柔らかい椅子に腰かけてばかりいない
このような簡単でしかも安全に、辛くない体操でも必ず変化が出てきます
☆【ドローイン】についてはここでは詳しく書きません 【楽トレ】は当院で出来ます
すると・・・
立ち上がり動作はスムーズになり、寝返りやベットからの起き上がりのスピードもサッと出来るようになります
そうなると【杖は要りません】
でも、転ばぬ先の杖で自身が付くまでは持つことも結構です
ただ【突く】ことはせずに、持って支えにする程度です
それも立ち上がり動作や踏ん張りが効くようになれば必要がありません
ではそのタイミングはいつにするのか???
これは自己判断せず客観的に評価してもらうことも必要かもしれません
客観的評価!!!
これ大事です
あなたのご両親や身近な方で困っている方はいらっしゃいませんか??
レントゲン検査して
変形があって神経を圧迫してるから無理・・・
加齢ですね~と歳のせいにされる・・・
痛み止め出されて痛かったらまた来てくださいといわれる
手術しかないですね・・・と言われる
おいおい、それって問題の先延ばしだし、患者さん困ってるぞ!!
痛みの原因は何か??
骨の変形なの??
歳のせいなの??
じゃあ出来る事はないの??
あります!!大丈夫です!!
年齢と共に悪化してくるのを指をくわえて待ってるだけだと損しちゃいますよ!!
きちんと評価してくれて
どうしたらいいのか??を一緒に考えてくれる人に巡り合ってください!!
5年後10年後の人生に差が出ます!!
歳取ったら
杖を突けばいいじゃん!!
そんな考え方を改めることが必要!!
そんなことに気づかされた出来事をお伝えしました
不安に思うことがある、改善しない痛みがある、納得いく説明を受けられていない方
ご相談ください