首から頭にかけてズキっと痛い
７０代　女性　の症例を報告します

≪症状≫
台所の家事をしていて
首から頭にかけてズキっと痛む
痛さは、思わず体がビクッとする程です

≪経過≫
２日前から首筋から頭がズキっと痛む
来院日になって、台所仕事をしていると
ズキっとやはり痛むので
以前通院したことのある当院へ来院

≪当院での検査≫
首の動きを見ます
→特別、異常ありませんでした
首から肩の筋肉の緊張をみます
→痛む側の筋肉が、緊張していました
うつむいてもらい後頭部を触りました
→大後頭神経という後頭部にある神経を触ると
ビクッと体が動いてしまうほど痛がりました

≪当院での治療≫

この絵の様に
圧痛点と書かれている箇所を押すと
ビクッと痛がりましたので
大後頭神経痛と判断しました

この大後頭神経が痛みを発する原因は
首から肩にかけての筋緊張もありますが
後頭部に張り付いている
絵のように小さな筋肉の集まりが緊張して
大後頭神経を圧迫して
神経を興奮させてしまうことが原因です
ですから
この小さな筋肉達
『後頭下筋群』を緩めてあげて
神経にかかる負担を軽減してあげることです

この痛み
多くは整形外科や病院を受診され
・首のレントゲンを撮る
・頭のCTを撮る
といった検査をすることになると思います
そうなると
→首の骨が変形している
→首には異常がない
→脳血管系に異常が見つかる
→脳には異常なし
などの診断が出ますが
いずれも見当違いです
なぜなら
それらが判明したとしても
この痛みには関係が無いからです

もちろん重大な脳血管障害が
見つかって大事に至らないで済んだ・・・という
ことも考えらますが
この痛みとは関係があまりありません

この患者さんも
くも膜下出血などを心配されたそうですが
その心配はないので安心して！とお伝えしました

≪今後について≫
首から肩の筋肉の緊張の緩和
大後頭神経の興奮を抑える
後頭下筋群を緩めて神経を圧迫させない
ということをやっていきます
そうすることで
鋭いズキっとする痛みが無くなっていくはずです

治療期間
治療間隔は
痛みの変化を診ながら決めていきます

船橋　A-style整体治療